中古車の人気の高まりを受け、中古車販売店で購入することに加え、オークションサイトで個人売買するケースや、手数料を払ってオークション代行を利用する人も増えています。では、中古車オークション代行の手数料をどう見たらよいでしょうか。具体例を挙げて説明します。

 

中古車販売店を利用すると

 

今まで中古車を購入するメインの手段は、中古車販売店を利用することでした。

一般的な中古車販売店では、自動車販売業者のみが参加するオートオークションで車を落札し、納車後にクリーニングしたり、販売を促進するために広告を出します。

そして、車の展示スペースの賃料や人件費がかかります。

 

コストで考えると、中古車情報誌やサイトに広告を掲載するのには7万円から30万円ほどかかりますし、展示場を借りると敷地面積や立地に応じた賃料が発生します。

それで、販売管理費や利益を考え、仕入れ価格の15パーセント程度を上乗せして販売しています。

 

その点、オークション代行ではそれらの経費の代わりに落札料や陸送費と代行業者の取り分である代行料がかかる形となり、結果的に中古車販売店より20万から30万円ほど安く購入できます。

 

オークションサイトで個人売買をすると

 

インターネットの普及で情報のやり取りがしやすくなったことを受け、個人売買を後押しするオークションサイトが登場しました。

そして、自動車など高価格帯の商品の売買も活発化しています。

 

確かに、中古車販売店で購入したり、オークション代行手数料を支払わなくても車を購入できるため、お得なイメージがあります。

それでも、金額で判断できない様々な懸念点があります。

個人売買のオークションサイトには、個人だけでなくプロの中古車販売業者なども参加しています。

 

そのようなオークションサイトでは車の状態が把握しづらいですし、取引相手の信用度合いもわかりにくく、取引後にクレームをつけることが難しいのが現状です。

その点、オークション代行では、プロの目線で車の状態を見極めて購入できるので、代行手数料は決して高くないといえます。

 

オークション代行を利用するメリット

 

オークション代行を利用すると、支払う代行手数料以上にメリットがあります。

多くのオークション代行業者を利用する流れは、まず、オークション代行業者のサイトにあるフォームや電話・来店の形でほしいと思っている中古車の相談をします。

 

そして、正式な申し込みをして、成約した場合の車両購入代金の一部を預けます。

そうするとオークション代行業者のほうで、オークションに出品される車の中から、顧客の希望に添った状態の良い車を選定し、入札をかけます。

選定した車については依頼者に丁寧に説明し、提示された予算で落札されれば、整備工場などで状態を整えたのちに納車となります。

 

このような様々な段階を踏んで納車に至るので、プロの目利きに頼る代行手数料は必要経費として考えることができるに違いありません。

 

最後に

 
自分か理想とする中古車を手に入れるためには価格が高くなりがちな中古車販売業者や安心して取引ができない個人売買ではなく、プロの目線で信頼できるオークション代行に頼むとよいでしょう。

 

今では多くの代行業者がいますが、アフターサポートが充実していて格安の代行手数料がメリットのグランチャージにご相談ください。